入れ歯が壊れた時の対処法について

入れ歯は、長い間使用していると金具が折れたり、落として割れたりといったトラブルが起きることがあります。しかし、壊れた入れ歯も、歯科医院に持ち込めば修理することが可能です。新しく入れ歯を作り直すには、約1ヶ月かかるため、作り直すよりも修理した方が早く使用できます。
ただし、壊れた入れ歯をきちんと扱わなければ、修理が難しくなる場合もあります。そこで今回は、入れ歯が壊れた時の対処方法について詳しくお話します。

入れ歯のイラスト

入れ歯は毎日の生活で使用するため、長く使っているとどうしても壊れることがあります。壊れる原因としては、次のようなことが考えられます。

・長く使うと劣化する

入れ歯は、長期間使用すると劣化してしまい、ひび割れや欠けが生じることがあります。


・強い力がかかる

食事のときに特定の部分だけで噛む癖などがあると、入れ歯が歪んだり割れたりすることがあります。


・落としたり硬いものを噛んだりする

落としたり、硬いものを噛んだりすると、入れ歯に負担がかかり、破損しやすくなります。


・口に合わなくなる

歳を重ねると、歯茎の形や位置が変わることがあります。その結果、入れ歯が合わなくなり、壊れやすくなることがあります。

これらの原因を理解し、注意することで、入れ歯が壊れるのを予防しやすくなります。

困っている女性

入れ歯が壊れたら、まずは以下のことに気をつけましょう。

・自分で修理しない

瞬間接着剤などを使って自分で修理しようとするのは避けてください。誤った修理をしてしまうと、入れ歯の状態が悪化し、修理が難しくなる可能性があります。


・壊れたまま使用しない

破損した入れ歯を無理に使い続けると、噛み合わせが悪くなり、お口の中を傷つけることがあります。また、お口の中で入れ歯が割れてしまうと、破片を飲み込んでしまう危険性もあります。

これらの注意点を守ることで、今まで使用していた入れ歯を修理して再度使うことができ、入れ歯の寿命も延ばすことができます。また、口の中のトラブルを未然に防ぐことができます。

入れ歯

入れ歯が壊れたら、次のように対処してください。

・すぐに歯医者へ連絡してください
・割れた破片は修理の時に必要なので捨てずに必ず保管して、来院する際に持ってきてください
・入れ歯は乾燥を避けるために水の中で保管してください
・入れ歯が壊れたことで歯茎が腫れていて痛みがあれば、冷やしてください。
・無理に力を加えず、優しく取り扱ってください。
・入れ歯を修理している間は、柔らかい食べ物を選んで、歯茎や残った歯に負担をかけないようにしましょう。

入れ歯が壊れてしまった場合、自分で対処するのではなく、必ず歯科医師にご相談ください。専門的な修理が、入れ歯の寿命を延ばし、日常生活を快適に過ごすために重要です。
入れ歯が壊れてお困りの時は由布市にある歯医者【木本歯科クリニック】へぜひ、ご相談ください。その他の歯のお悩みについても受け付けておりますので、何か気になることがございましたらお気軽にご来院ください。

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